一人でいるのはもう嫌だ。大切な人を信じたいときにオススメの漫画
誰にも愛されることを期待しない・・・傷つくのが怖くて心を開けない時のオススメ漫画
プロミスシンデレラ
著者: 橘オレコ
- 誰にも愛されることを期待しない・・・傷つくのが怖くて心を開けない時のオススメ漫画
- プロミスシンデレラ
- 著者: 橘オレコ
- こういう時に読んでほしい
- 誰にも頼らないバツイチアラサー女子と心がやさぐれたモテモテ男子高校生とのラブストーリー
- まるで自分自身を見ているよう。大切な人が自分のことを教えてくれます。
- 自分自身の心の怖れと向き合うことができる作品
- 愛情が強すぎると・・・激しい愛情を持ち合わせている登場人物
- まとめ
こういう時に読んでほしい
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裏切られる出来事があった
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相談するのが苦手、頼れない、弱いところは見せたくない
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1人で全部背負ってしまう
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友達が居ても孤独を感じる
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愛し方が分からない
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家族関係に問題がある
-
離婚を考えている
誰にも頼らないバツイチアラサー女子と心がやさぐれたモテモテ男子高校生とのラブストーリー
あらすじ
二階堂ふみさんがTBSドラマで主演し話題となった作品です。
不倫夫に離婚を切り出されたアラサー女子の主人公・桂木早梅(かつらぎはやめ)と、やさぐれ男子高校生・片岡壱成(かたおかいっせい)の年の差ラブストーリー。
家族問題を抱えた2人がある出来事をきっかけにであい、大切な人になっていくまでの心情が描かれている作品です。
毎日たくさんの人に出会いますが、同じ学校、職場にいても全く接点がない人もいますし、何度も会う人もいますよね。
そんな不思議な人と人とのつながりを感じることが出来る作品です。
まるで自分自身を見ているよう。大切な人が自分のことを教えてくれます。
主人公の2人がお互いの心の問題を一緒に癒やしていくようすが描かれています。
年の差ラブストーリーですが、年齢差をあまり感じない作品でした。
壱成と早梅が一緒にいることで自分自身の怖れと向き合い成長していく物語です。
鏡に写った自分のようなパートナー。
相手のことを自分のことのように感じる2人。
魂の片割れが存在するとしたらきっと主人公の2人のような感じでしょうね。
自分自身の心の怖れと向き合うことができる作品
私が離婚した頃のお話
私は夫が相談せずに一人でもの事を決めてしまうことがとても嫌でした。
当時、専業主婦だった私は社会経験の少ない未熟な人間なのだと自分のことを思っていました。
せめて家の問題ぐらいは自分も一緒に考えたいと思い夫に気持ちを伝えたのです。
しかし、今度は私が相談ぜずにぜんぶ一人で決めてしまうようになってしまいました。
こんなはずじゃなかった…
2人で相談しながら決めるのはそんなに難しいことなの?
一緒にすごしてはいますがひとりぼっちの感覚。
相手の気持ちが全くわからない。自分の気持ちをどう伝えれば理解されるのかが
わからない日々が続きました。
元夫もそうだったのかもしれません。
そして私達夫婦は別れてしまいました。
この作品に出合ったのは離婚後です。
読んだ時に元夫のことを自分のことのように感じていたら離婚せずにすんだのだろうか。と考えるきっかけになりました。
私は気持ちを伝えているつもりでもほんとに言いたかったことは怖くて言わなかったんじゃないかと。
過去の自分を振り返ってこう思います。
私が私自身の本当の気持ちを理解しようとしなかった。
自分を大事にしないことで元夫のことも自分のことも傷つけていただけなんだ。
元夫も不器用な人。愛情表現の仕方が分からなかっただけなのかも。
離婚後に元夫の話しを聞くと、彼は彼なりに一生懸命だったんだなと気づくことができました。
私たちは同じことを思っていました。
自分は相手にとって役立たずだと。一緒にいると相手のためになるのかわからない。
私たちは自分の弱さや役にたたない存在だと思われると相手に嫌われるのではないかと思い強がっていたのでしょう。
なにより自分自身が弱くて頼りない自分を認めたくなかったのだと思います。
私たちは相手から逃げることを選びました。
自分と向き合うのが怖い。そして傷つきたくなかったんだと今はそう思います。
もっと早く気づいていたら離婚しなかったかもしれないですね。
受けとめてくれると相手を信じること。そして自分の怖れと向き合う大切さを教えてもらえます。
愛情が強すぎると・・・激しい愛情を持ち合わせている登場人物
菊乃という登場人物のメンヘラな愛情表現や物語の舞台となっている旅館の副社長で壱成の兄・成吾との複雑な恋愛感情も描かれています。
早梅、壱成の愛し方とは全く違った愛情表現を対比でみることが出来る作品。
早梅の父も負けず劣らずハードな愛情表現。
愛し方がわからない不器用な登場人物たちの見どころも満載です。
菊乃の恋愛してるのにひとりぼっちな感覚も表現された作品。
ゆがんでしまった愛情表現は全く理解できませんが、なぜか憎めない菊乃さん。読み進めていくたびになんだかかわいく見えてきちゃうのが
不思議です。
私だけでしょうか?
まとめ
自己愛をもつことによって大切な人と絆を深めることができる作品です。
相手のことばかりを考えすぎた優しい登場人物達。
自己犠牲してしまうと大切な人も悲しい思いをしてしまいますよ。
大切な人が幸せでいてくれることが一緒にいる人の幸せにつながります。
人の気持ちを優先してしまう優しいあなたにもオススメしたい作品です。
自分の気持ちを大切にすると相手のことを理解できるような気がしました。
家族やパートナーとの関係に問題を抱えている時、甘え方、愛し方を忘れた時に読んでみるのもオススメですよ。